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新学期始動

昨日筑波の鵜沢氏から℡、『言葉と建築』を教科書にということで16冊も注文をいただいた。あり難い。どなたか他にも教科書でお使いになりたい方いませんか???
今日は新しい四年生を交えての前期最初のゼミ。最初ということもあり、比較的楽な本を読んだのだが時間がかかった。次回は『建築美論の歩み』。3時間で終わるだろうか?うーん。
午後は製図第五。4年生の前期スタジオ。3つの班に分けて、デザイン志望の人たちだけ僕が見るのだが、それでも20名近くいるので、半分はtaに任した。残り半分を一人30分くらいかけてゆっくり見るという方式を今年からとることにした。これは結構いい。こちらもゆったり見られる。結論を急いで適当な憶測で意見しなくてもよくなる。分からないときは無言でも大丈夫。向こうもこっちもストレスがたまらない。
夜は修士2年生のゼミなのだが、就職活動で3人東京に行っていないので既に就職が決まっている一人と打ち合わせ。テーマはカーサブルータス研究。先ずはバルトを読みなさいと指示する。
夕飯食べて眠い目をこすりながら四日田敬子『建築の哲学』、ハイ=ピエール・バルタール『ボザール建築理論講義』を再読。メモをとる。
今日は一日たっぷり学生の顔を見ていた。新学期始動を実感させられる日であった。

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