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 娘の卒業式があった。娘の学校は僕の卒業した学校と運動の定期戦をしていたのでその昔よくこの学校の校歌を歌ったものである(エールの交換のために)。今日30年ぶりに歌った。懐かしかった。校長先生がいいことを言っていた。「人間は20までに基礎ができる。それまでに自分なりの理念を持って生きて欲しい」その通りだと思う。
 午後から現場に行く。工務店の社長が工期の遅れを謝罪した。とにかく今後遅れることのないように頑張ってください。
現場から夜のレクチャーまでちょっと時間があったので渋谷でブックファーストに寄る。「10+1」の次号原稿のための資料を少し買う。大学でのちょっとした研究とテーマがかぶっているので好都合である。
 6時10分前に高円寺のパラグローブに到着。東京アートスピークのゲストにお招きいただいた。『言葉と建築』についてお話をした。といったって監訳した本についてなにを語ればいいの?ということで、私にとって言葉と建築と題して、篠原、坂本から学んだ言葉と建築、そして翻訳、更には現代における言葉と建築の面白さについて語る。例としてモードの体系におけるバルトの手法を用いたカーサブルータス分析。これからの僕の研究のさわりである。レクチャーのあと30分くらい今村さんに乗せられて、ついつい軽口をたたいてしまった。あの会でのお話はオフレコですので(なんて、もう遅い)

スピーチが終わってパーティーではいろいろな人に会えて面白い。なんと信大のレクチャーのネットに侵入してきた、早稲田の立川創平君。こんなところで実物に会えるなんて。不思議。そして、吉松さんのところにいる前田さん。パリ大でバルト研究をしている桑田さんは戸田君や星野君を知っているという。世の中狭いね。

TASの小倉さん、原さん、今村さんありがとうございました。面白い会でした。

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