東京は晴れ
東京駅で前川國男展を覗いて(詳細はコラム参照)帰宅。amazonに頼んでいた高橋睦郎の『百人一首』が届いている。ぺらぺらページをめくる。2ページに一首という見やすい装丁である。林健太郎の『ワイマル共和国』が読み終わった。第一次大戦後のドイツのどん底の時代の話だが、敗戦で多額の賠償金を請求され払えず、ソヴィエトと手を結んだりしながらやっと難を逃れたのだが、その過程ではひどい屈辱感を味わうわけで、それがナチを生む一因だったのだろうか。
ナタリー・エニック著三浦篤訳の『ゴッホはなぜゴッホになったか』を読み始める。芸術社会学の分野に興味がある。でも少し重そうな本である。正直言ってゴッホは本物をあまり見たことがないので、ちょっと親近感が沸かない、、、、