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十三講お題

先ず創平君復習頑張っていてえらいねえ。うちの学生も見習ってください。ネットは面白いねえこういうとび入り学生がいて。(まあネットでなくとも、僕がT大で講義した時は事務所のパートナーが毎回聞きに来てました。授業料払わずに。国立大学ですからねえ、意欲ある人には開放されていて結構なことですよねえ)

さて本日はtransparency とtruth二ついっぺんにやりました。transparencyは例のロウのliteralとphenomenalの話し。そしてtruthは結構長かった。現代の真実批判として、ボードリヤール、バルト、そしてルネサンスに戻り真実としての自然。構造的真実(ロドーリ、ロージェ、カンシー、シンケル、ピュージン、ヴィオレルデュック)。そして表現的真実という名称でロマン主義、ゲーテ。そして歴史的真実として、ヘーゲル。
さてそこで今日のお題。ボードリヤールやバルトを挙げるまでも無く、僕等の脳みそにはすでにそうした相対主義がいやと言うほど刷り込まれている。むしろ真実があるほうが新鮮である。そこで質問1、もうそういう何でもありの相対主義はいやだと感じるあなた。あなたにとって今あるいは将来こういう真実が生まれるのではないかと言う期待と希望を語って欲しい。そして質問2、いやどうあがいたっていまさら真実などありえないと感じているあなた。あなたにとってそれでは建築を正当化するもっとも大きな(へ)理屈はどこにあり得るのか。それを語って欲しい。
だんだん難しくなってきたが、わくわくするような答えを期待する。

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