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第五講お題

今日の話はでこざらからのっつるそしてのっざらでこつるへという話です。ひらがなオンパレードでなんとも学問的ではないですね。しかしこれも立派な学です。学とは、そうだよねと思えることの体系です。もちろんそのためには客観性と抽象性が必要であり、その意味では、既に抽象化され概念化された言葉となっている漢字は意味もたっぷり詰まっていて使うに便利なところはありますが、逆に使い古されているから、新たな概念を説得力を持って使うにはちょっと不向きだし、建築には漢字化されにいくい感覚的な部分が多々あるということであります。

さて今日の話しは寝なかった人にはとても分かりやすい話。
分かりにくいところは一箇所。それはあまり理論的ではないし確証が無い部分。
何故のっつるからのっざらになったかという辺りです。
あえて理屈を言えば

①近代で捨象されたものの復活としての表面の情報量
②動物がものにぶつからないための情報τ(タウ:肌理の拡大率の逆数)
③絵画の持つ多中心性との連動

さてのっざらとはこう言い換えることもできる。遠くから見るとシンプルな一つの情報をもったもの(homogeneity)近くによると多様で異質なものの集合体で多量の情報をもったもの(heterogeneity)のこと(板書でスペル間違えましたゴメンナサイ)

さてそこで今日のお題だが、あなたの周りの「のっざら」を探せ。そしてその魅力を語れ。とします。それはすごい是非見てみたい。あるいは、なるほど、こんな身近なものをそう見るか、など。僕をあっと言わせる発見を期待します。

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