草間彌生展
ギャラリーワタリで草間彌生の展覧会が行われている。主としてニューヨーク渡航直後の60年代に照準をあわせたものである。両親が不仲の幼少期にノイローゼになった草間に国外行きを勧めたのは信大医学部の先生だったそうだ。草間も言うようにアメリカ行きがなければ今の草間はない。会場にはニューヨークでの最初の個展に展示された「無限の網」が展示されていた。白いキャンバスに白い点が無数に描かれている。このころの実物を見たのは初めてだ。白い斑点に歴史を感じる埃が積もっていた。
« パウル・クレー展 | メイン | 横浜トリエンナーレ »
ギャラリーワタリで草間彌生の展覧会が行われている。主としてニューヨーク渡航直後の60年代に照準をあわせたものである。両親が不仲の幼少期にノイローゼになった草間に国外行きを勧めたのは信大医学部の先生だったそうだ。草間も言うようにアメリカ行きがなければ今の草間はない。会場にはニューヨークでの最初の個展に展示された「無限の網」が展示されていた。白いキャンバスに白い点が無数に描かれている。このころの実物を見たのは初めてだ。白い斑点に歴史を感じる埃が積もっていた。
このエントリーのトラックバックURL:
http://ofda.jp/lab/mt/mt-tb.cgi/5314
コメント
文中でコメントされている信大医学部の先生,西丸四方博士は著名な精神科医で多くの著作を残されていますが,その中で「精神医学入門」(南山堂)という名著があります。その117頁(第24版)の写真は若き日の草間彌生かと思うのですが,どうでしょうか。
投稿者: Ikura Yasumitsu | 2011年09月08日 14:33