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3331 ARTS CHIYODA

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千代田区の練成中学を改修してできた3331ARTS CHIYODAに行って来た。練成がなくなったというのはちょっとさびしい。僕の高校の親友はここの中学からやってきていた。「あの練成が!!」という気持ちである。しかし見事に蘇ってそれはそれで嬉しい。このスペースかなりお金が掛けられているように見える。企画した人と公がキチント仕事をしているということだ。先ず道路に面した校庭が公園になって開かれているところがとても素晴らしい。そしてアプローチの階段が木デッキ。入口は木サッシュの自動ドアに作りかえられている。一階入ったところは広々としたカフェ。その奥に有料のギャラリー。青木さんじゃないけれど、そもそも美術館のために作られていないことのぎこちなさみたいなものが真っ白なペイントと高照度の直付け照明によって強引に隠蔽されている感じが内臓出ちゃったみたいでいいね。2階3階には不思議なギャラリーが並んでいる。ワークショップをやっているところもあるし展示をしているところもある。そう言えば一階には無料スペースにオークションギャラリーがあった。これは面白いね。値札が付いているとアーティストと対話しているような気分になる。「え、これでこの値段?高いでしょう?」逆に「これは安い」と思うもののあった。あれ?よく見ると建築の模型みたいのあるぞ。千葉学というプレート。バルサで作った小さな住宅模型。五〇〇〇円でした。これは実費+搬入料だね。なかなか充実したスペースだと思ってホームページを見ると総合ディレクターは芸大准教授の中村政人さんだった。

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