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2009年11月15日

Theハプスブルグ

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アルブレヒト・デューラー 若いヴェネツィア女性の肖像

国立新美術館でハプスブルグ家の所有した美術品の展覧会が行われている。ウィーン美術史美術館とブタペスト国立西洋美術館所蔵の作品が展示されている。スペイン、イタリア、オランダ、ドイツ。その覇権が及ぶ広大な範囲の芸術が集合しているせいか、一体何を見ているのだか頭が混乱する。しかしヴェルフリンの言うルネサンスからバロックへの変化を下敷きに見ていくと国を問わず整理できるような気になってくる。肖像画が重視されていた時代である。デューラーによる肖像画が三枚程出ていたが、これが良かった。今回はデューラーを発見した感じである。