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うーん

うーん、、、、修士論文の仮とじなるものが本日締切だった。自分の研究室11編。他研究室の論文(自分が副査を務めるもの)7編。あわせて18編の論文を通読した。なんで18本の論文が1時から始まって4時間くらいで読み終わるかというと、字数がこれっぽっちしかないからである。一番長いだろう歴史の論文でさえ多くは史料となった図版である。そしてエンジニアリング系のものは式と表。設計のものは主は図版(それもまだないのだが)。しかし前半の論理構成のところに読むべき文章が並ぶはずなのだが、ほとんど文章がない。それにもかかわらず、節ごとにページを変えるので真っ白な部分だらけである。重要なのは設計で論理構成のところは分析対象と分析とその結果と考察という一連の論理が明快ならばいいとも言えるが、意匠の論理は文章自体のレトリックも重要なのである。一体こんな数式みたいな文章だけってどういうつもりだ。寒くなる。これまでウェッブレポートを一部生も二部生も半期を2回はやってきて、そして苦労して輪読なんてやっているのにこんな結果しか出ないならもうウェッブレポートなんてアホくさくてやってられないし、輪読なんてごく限られた優秀なやつとだけやったほうがはるかに実りある。

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