see you soon
ネパールはこれまでの海外出張では最もタイトだった。連日視察、訪問が4つ5つあり、年末の疲れが積み重なって3日目は完全ダウン。とは言ってもホテルで寝てることもできず、とにかく視察、訪問に連れまわしていただく。風邪なのだが、胃が荒れて風邪薬を飲むと吐き気をもよおす最悪な状態。さすがに移すとまずいだろうということでその夜の副首相、市長、大使、国会議員との会食は遠慮させていただいた。こちらも4人しかいないので一人減るのはかなり失礼なことなのだろうがご容赦。
そのおかげで最終日は体調回復。再び復興庁に行き事務次官とうちあわせさせていただいた。さすがに官僚トップは的を射る。しかし今回の打ち合わせ全体から感じるのは1年半たってこれか?という遅さ。そして実行プランがまるで見えない。計画の計画性が欠如。省庁間の責任範囲が曖昧。ゴミ処理を誰がやるのかと聞いたらグレーゾーンだと言うのにはちょっと驚いた。
とはいえ。大使が言うようにこの国の一番いところは安全であり、平和である。汚くて、うるさくて、くさいけれど人々は生き生きしている。これに勝る人間社会あるだろうか?
さよなら愛すべきネパール。また2月。