サスティナブルな生息地
恒例の年末国際ワークショップの今年のゲストはブエノスアイレス国立サンマルチン大学教授で建築家のロベルト・ブスネリである。先日ワークショップ用の課題書が送られてきた。なんと16ページ。こういう書類を丁寧に作るのが彼らの伝統である。テーマはSustainabe habitatー passive and low enery architecture for social housing(持続可能な生息地 にエネルギーがかからないソーシャルハウジングを作る)である。2013年の1月に彼らが国際交流基金の助成できた時もスラムの改善をやったのだが、その時にはサスティナブルの意識はなかった。今回はそれが取り入れられた。加えて、敷地はサンマルチン地区という工場地帯でありスラムである。そこにできれば工場の廃材なども使いながらデザインしようというものである。
大学院の学生は環境建築をやっているし、3年世はレンガの屋根をやっている。どちらもこの課題には繋がりそうで面白いものになるのではないだろうか。