今年は美術館の課題をやれる
前から美術館の課題をやりたいと思っていた。それもthe美術館といういわゆる美術館である。でも今までやらなかったのは美術館を設計したことのある非常勤の方がまとまっていなかったからである。今年はできるなと思いやることにした。
僕が学生の時、美術館の課題は大高正人さんが非常勤で来て教えてくれた。ちなみに小学校は香山さん、ショップは倉俣さん、劇場は磯崎さん、ホテルは伊東さんというふうに教える人はその課題の経験者だった。ということを学生たちはきちんとわかっていたし、だからこそ彼らの言葉に重みがあった。なので今でも非常勤の方をお願いする時は課題を考えながらお願いしている。
学生は分かっているし今やネットですぐさま調べがつく。この人は一体この設計の経験があるのかないのか。僕もそんなにレパートリーがあるわけではないからやったことないものは正直に学生に申告している。
手術の経験のない医者に(そんな医者いるかどうか知らないけれど)手術の授業を受けてもリアリティないだろうし。