仙川でダンスを見る
せんがわ劇場(安藤忠雄設計)というところに北村明子の最新ダンスを見に行った。ニュヨークジャパンソサエティのディレクターである塩谷陽子に誘われた。行ってみると今回、彼女は踊らず、構成、演出、振り付けだけであった。しかし舞台のクオリティは高い。例によって映像と朗読とのミックスだった。相変わらずダンスが上手だと感心した。彼女の踊りも見たかったのだが、この時期大学の先生が忙しいのはよく知っているので、公演をうつだけでも尊敬ものである。
公演が終わって塩谷と夕食をとりながら感想を聞くとベタ褒めに近かった。ダンサーの腕の良さに感心していた。150人を超える人を相手に踊れる人はもうこの年齢以上しか残っていない。若いのは50人くらい相手にマスターべーション的な踊りしかできないと言っていた。それは建築も同じでどんどん小粒になっていく。話がビエンナーレのシェアの話になるとシェアにどれほどの価値があるのやら???特にシェアハウスは抜け出るものであり、好んで住むものではないと笑っていた。仙川の駅前の桜は満開で二人で記念写真の撮り合い。
彼女明日は北京に4日遊びに行くとのこと年にどのくらい外国出張をしているのか知らないが移動は全てフルフラットだそうで本当に羨ましい。