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クリムトの魅力

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今回のWSは学生が100人以上いるようで、毎日が戦場らしい。というわけでそんなに自由になる時間がなく初日の今日(日曜日)だけがゆっくりできると知り。建築を見るのはほぼ諦めて、徹底してクリムトとシーレを見て回る。ベルベデーレ宮殿のクリムトの部屋は圧巻である。行ったり来たりして4回くらいみて、模写してそれでもなぜこの絵がここまで魅きつけるのかその答えがなかなか出ない。その一つの理由は(建築家が考えそうな)抽象的な部分と具象的な(写実的な)部分が微妙にコラージュされている。粗な部分と密な部分がこれも微妙に混合している。画面に様々な技法が散りばめられている。人間がとりそうでいてとれないポーズを描いている。そんなことだと思う。
抽象・具象、粗・密は十分建築に応用可能である。

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