アルゼンチン行くときに成田で買った本(NHKスペシャル取材班編『マネー資本主義』新潮社2014)をやっと読み終えた。よーくわかったリーマンショック。簡単に言うと世界中で博打やっていたということだ。ハイリスクハイリターンを狙ってアメリカ金融界が血みどろの競争をした挙句に、値上がりし続けた住宅価格が一挙に暴落してその債権が焦げ付いた。聞いてあきれるがその金融商品に投資をしていたアメリカの年金基金は一年間に兆の単位で損害を被っている。こうした博打のような金融商品を野放しにしていた行政の責任は重いはずである。過ちを繰り返さないためにはどうすべきなのだろうか??