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ファビエールのお別れ会

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午後の大学の会議、雑用を終えてからアルゼンチン大使館へ。ハビエル・ゴリシェフスキ文化参事官の退任お祝いのディナーパーティーである。ハビエルには去年ロベルトやダニエルがアルゼンチンから来た時に夕食に招待していただいた。加えて彼と彼の部下の柏倉さんがワークショップのオリエンテーション、最後のクリティーク、そしてセルバンテス文化センターでのシンポジウムそしてその夕食まで濃密にお付き合いいただき、クリティークではアルゼンチンの経済状況を踏まえた専門的な批評まで頂いた。国際ワークショップをするとこういうプラスアルファの人間関係が生まれ自分の世界が広がるものである。さて大使館についてみると、私は7時ぴったりに着いたのに誰もいない。あれっ時間を間違えたのかと思ったら皆のんびりやってくるのですよと柏倉さんが言う。7時半くらいに皆さん来たところで大使がファビエールに感謝の言葉を述べなんとなく食事が始まる。今回はファビエールの懇意にしている人だけ呼んだということで20名くらいしかいない。そのおかげで皆さんとゆっくり話ができた。政治的な関係者はほとんどいなくて、文化的な方ばかりである。原美術館の副館長、世田谷パブリックシアターのダンスキュレーター、写真美術館の映像プログラマー、写真家、音響プロデューサー、富士吉田でなにかやりませんかと言うと、皆さん興味津々であった。時を忘れて語ることができた。こういうパーティーの中では珍しく大変楽しいものでした。ファビエールとは9月にまたお会いできるとうれいしい。ご招待いただき感謝。

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