富士吉田の空き工場コンヴァージョンコンペ最優秀
去年から富士吉田市のデザインコンペを研究室でやっていた。とは言っても実質的には助手の佐河君、院生でオーストリア帰りの中川君、大村君の3人が泊まり込みで制作。130近くの出品がありファイナル3チームに残り今日がイトーキで公開ヒアリング。僕は大学院留学生試験があり行けなかったのだが、夕方彼らから吉報が届く。このコンペは富士吉田にある製氷工場(と言っても鉄骨3階建ての小さな建物)をコンヴァージョンして地域の核となるような場を作るもの。我々の案は閉鎖的な工場建築を街に開くために木のルーバートンネルで1階から3階までを繋げようというもの。1500万の予算でどこまでできるかはやや不安だが、この夏オープンを目指して実施設計を進めることとなった。富士吉田にはまだまだ空家があり、継続的にこうした遺産を有効利用する計画もあるようである。