お祭り萌える
朝から天気はぐずつき気味。今日はエンリクワークショップの祭りプロジェクトを実行する日。今年の2月にエンンリクにメールをして日本でワークショップをやる気があるかと聞いた。そしてOKの返事をもらう。僕は彼のことを知っていたわけではない。ただ一緒に篠原先生の本に寄稿した同じ穴のムジナというだけ。そして大学の助成金をもらうことが決まり9月にバルセロナに行って、何をするかを話しあった。僕が与えたテーマは公共性。彼が考えたタスクは祭りだった。意味はわかるが果たして何ができるのかわからなかった。11月メールが来た。彼は言う。単純にデザインするだけではなく祭りを決行するのだと。そんなことそう簡単にできないよと彼に行ったのだが彼は折れない。そのやりとりは何度かあったが彼は絶対やるという。ぼくは助教の呉さんに警察、管財課に行ってもらい許可をとった。そして商店会長と会い。そして学科の他の先生のコンセンサスを得た。こんなに面倒くさいことをするだけのことがあるのだろうかと少々難しい気持ちにもなった。そして今日。2時間半神楽坂を練り歩き、大騒ぎしてそして終わり。多くの人が(ほとんど外国の人だったが)コミットして1時半ころこの騒ぎは終わった。その後3件飲み歩き、学生と話、多くのゲストのスペイン人と話をした。
すばらしい日だった。
先生として:
こういうワークショップはずっと続けたい。学生が世界を見られるようにするために。
建築家として:
建築家がやるべきことの広がりをエンリクに教わった。
人間として:
今日の祭りをひたすら楽しんだ。
ありがとうエンリク
ありがとう学生諸君
ありがとう呉、佐河、常山、かやの木。