原稿の友
昼から大学で会議二つ。その後研究室でひたすら原稿を打つ。コンピューター乱れ打ち。しかしグローバリゼーションのところで書きたい内容が書けない。証拠が見つけられず困っている。スターアーキテクトに建築を頼むクライアントの動機を知りたいのだがどうやったら調べがつくだろうか?スーターアーキテクトのスタンプが世界中に押されていくことと、ブランドバックが世界中で売れる(特に日本だけれど)ことのメカニズムは基本的には同じだと思っているのだが、どうやったらそれを語れるのかな?結論を言えば、「有名なものが欲しいのだよな人間は」ということなのだ。ネオリベラリズムの時代である限り世界を流動する資本は安定収入を得られる堅実な建物か、世界をあっと言わせるモンスターのどちらかに流れ着くのである。
研究室には信大時代に買ったボーズのラジカセがある。これがなかなかいい音がする。原稿の友である。