アルゼンチン建国記念日のお祝い
台湾はハードな旅程で普通なら4日くらいかかるところを2日で見て回ったような旅だった。そのせいで今日は疲れが抜け切れないのだが午前中は教室会議、午後はゼミ、続いて新宿アートの打ち合わせ。夜はスーツに着替えてアルゼンチン大使館での建国記念パーティーへ。200人くらいの人がごったがえしていた。アルゼンチン大使の長―いスピーチを受けて日本側のスピーチは外務副大臣くらいがするのかと思いきや三菱商事相談役の佐々木幹夫氏が行った。アルゼンチンと三菱商事の関係の深さがうかがえる。そう言えばサッカー部の先輩だった故諸橋晋六三菱商事会長がその昔は日本アルゼンチン友好協会の会長を務めていたのを思い出した。お二人のスピーチを聞いていると何と言っても外交の主役は政治、経済であって文化はちっとも出てこないのはちょっとさびしかった。大使とお話しして自分はブエノスアイレス・ビエンナーレ国際建築展の招待建築家ですと自己紹介したけれどブエノスアイレスビエンナーレの存在もあありご存じないようだった。というわけで出席者は財界、政界の方が多いと思われた。と言っても外観で分かる方は海江田さんくらいだったが。
アルゼンチン大使館文化参事官ファビエール、セルバンテスの館長アントニオ、ベネゼエラ大使館文化参事官モリースらとお話しをした。モリースに紹介されたべネゼエラ大使は日系で外見は完全な日本人だったのには少々驚いた。