フローデザイン
昼から金町で会議、その後環境の倉渕研究室でフローデザインという空気フローのシミュレーションソフトで遊ばせてもらう。来年度の3年生の製図の1チームはライノとフローデザインを使って環境オリエンテッドなデザインを徹底してやろうと思う。そこでは実験的に模型は作らない。すべてはヴァーチャルな世界でデザインする。現在ライノとフローデザインがインストールされたコンピューターが10台用意されているので学生はそこに詰めてデザインする。
80人の学生が全部そうなると困るのだが、10人くらいそんな育ち方をするのも今後の建築界には必要だと思う。そういう風に育った人はもしかすると意匠のよく分かる環境エンジニアになるかもしれないし、環境のよく分かる意匠デザイナーになるかもしれない。そんな中間を領域をできる人が今の建築界には必要である。