研究室少し早い納会
今年最後の講義をしてゼミしてちょっと早いが研究室大掃除。研究室蔵書の所在チェック。新たに買った本のリスト化などなどを行った。まだ研究室の作業はずううううっと続きそうなのだが、ひとまず中締め。掃除の後は秋に行ったブエノスアイレス、ブラジルのスライドを紹介しながら一杯。一緒に行った宮前君が買ってきたマルベックがとても美味しい。
皆さん今年一年ご苦労様。輪読ゼミを指導してくれた天内君感謝。研究室のあれこれととにかく何でもかんでもやってくれた田谷君多謝。そしてもちろん研究室を先輩としてひっぱってくれた院生にも感謝している。この研究室と言う日本独特の不思議な制度は世界的にはとても珍しい制度である。なんだこれはという外国の人もいる。でもある以上は上手に使わないと損であり、その場所を有効に使うも使わぬも学生次第である。そのためのいろいろな材料は僕が提供するけれどそれを自分のものにするかどうかは君たち次第。数十人もいるコミュニテイなのだから皆にとって最高の場所になるというのは鼻から無理な話である。だからこういう場所は自分が期待することの80%にできたら大成功なのだと思う。それは先生にとってもそうである。だから僕は僕が100%満足のいく場所にしようなんて全く思ってない。そう思ったらそれは皆にとって満足にいくものにはきっとならないだろう。研究室をそうしようと思う先生もなかにはいる。でもそれは間違いである。学生がプレィヤーとしてこの場所を満足いくものにすることが重要である。それは僕も意見を言うべきだろうし、所属する全ての学生が意見を言うことで、共通の満足が生まれるのである。
来年に向けて皆が自分を生かし他人も満足いくものにするためにはどうしたらいいのかを互いによく考えて行動して欲しい。来年もよろしく。