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大学院の製図に求めるもの

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午後大学院の専攻会議。最近の会議は欠席者が多い。と自分が出席した時は感じるわけで自分が欠席した時は他の人がそう感じているのだろう。お互い様か。
夕方場所を神楽坂に移して大学院の製図の中間発表。5チームの発表を聞いているとまあ大学院生だから学部生よりは少しは理路整然としているようにも思うのだが、なんだか覇気がない。
学部生の課題は建築知らない分だけとんでもないものが出てくる場合があり、それが「元気」があるように見えることがしばしばある。もちろんそういうことを大学院生に期待はしていない。知的な作りこみを望んでいるのだからこちらが驚くような想定外なものが少ないのは当然である。
では覇気がないというのはどういうことだろうか?簡単に言えばスタディ量が少ないということである。あるコンセプトの上にいったいいくつ案を作ったのだろうか?みな二つ三つしか案がないように見える。中間発表だから20も30も並べろとは言わないけれど、3~4人のチームなのだから一人3つ作ったって10はできるではないか?せめてそのくらい作らないといいデザインは生まれない。

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