河村純一さんから河村純一、斉藤浩二著、戸矢晃一構成『建設ドキュメント1998-イサム・ノグチとモエレ沼公園』学芸出版社2013を頂いた。その中にガラスのピラミッドの話が載っていた。13歳年下の友人であるペイがルーブルに作ったガラスのピラミッドを意識して、イサムはこのピラミッドを「僕のガラスのピラミッド」と呼んでいたと言う。夏に初めて訪れた時にピラミッドと聞いて行ったのだがどうにも不思議な形をしていると思ったが、彫刻家のこだわりがここにあるということが読んでみて分かった。
モエレの巨大さは行くまではそれほど魅力的ではなかったのだが、行って見ると感ずるものがある。