大学院の後期製図
理科大大学院の製図は前期は藤原徹平さんと構造の小西さんのコンビで構造オリエンテッドな設計にチャレンジ。後期は亀井忠夫さんと環境の山下開さんのコンビで環境オリエンテッドな設計を学ぶ。亀井さんのエスキスは遠回りせず的確なコメントで合理的に学生を導く。さすが組織の長である。藤原さんの課題は家具のような建築でありとても小さなスケール。亀井さんの課題は数万㎡という大きな課題。昨日のアンリアレイジのファッションテーマが小さなものと大きなものだったが、建築では普通に起こる重要な問題である。小さなものと大きなものは実際の設計ではテクニカルに全く違う様相を呈するのだが、そこには当然建築としての一貫性がある。前後期を通じてその共通点を確信するのは難しいかもしれないがなんとなく肌で感じてもらえればうれしい。