今日も明日も大学院の入試で採点したり、待機したり、取りまとめたり。待機中に柏木恵子さんの『おとなが育つ条件―発達心理学から考える』岩波新書2013を読んでいて昨晩読んでいた「オネエがモテる理由」を裏付けるようなグラフを発見。それは自己の性格分析グラフである。それによると男も女も自分は「アンドロジニー(両性具有的)」型とする分析結果が多い。そして高齢期になるとますます社会が脱ジェンダー化を期待し、そしてその結果自らもそれを望むと著者は言う。つまりオネエは現代社会の期待とそうありたい自分が交差する地点なのであろう。