午前中、早稲田演習の学生発表。テーマは男性性・女性性。アドルフ・ロースミュラー邸を分析。外観の直線性や簡潔性をウィトルウィウスを引用し男性性とした一方、ラウムプランの核となる婦人室を子宮を髣髴とさせる女性性と分析。ミュラー邸がエロスを漂わせると言うのは引用だが、そのエロスを探し出して空間に位置づけた分析力はあっぱれである。
夜アルゼンチンよりメール。国際交流基金からの助成が決まり、アルゼンチンから建築家、建築博物館館長が来日し展覧会、シンポジウム、ワークショップを行うのだが日程が定まらず右往左往していた。やっと来年1月の線で決定である。ほっとした。