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ドレミファソラシドは何色?


岡田温司「宇宙の音・色」(東京都現代美術館監修『アートと音楽―新な共感覚をもとめて』フィルムアート社2012所収)の中にニュートンがなぜ虹を七色にしたかその理由が書かれている。なんとそれは一オクターブが8度だからという音階を参照したとのこと。図はニュートンが光学に記した図式で七色を表している。幅が違うのはスペクトルの幅に大小があるからだそうだ。音階も周波数の幅は一定ではないのと同じである。
さてここからは自問自答。ではドレミファソラシドの共感覚とはどんな色となろうか?僕の場合は決まっている。ドは赤、レは黄色、ミは緑、ファはオレンジ、ソは空色、ラは紫、シは白である。おそらくこの色にはかなりの賛同者がいるのではなかろうか。しかしそれは共感覚によるものではなく幼稚園の音楽教育の結果である。幼稚園の木琴や鉄筋にはだいたいこの色のシールが貼ってあったのでは?(と僕の配偶者は言っていた)。だから音を聞いて自然とこの色を連想するようになっているのだと思う。

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