今どきの若い人はヴェルサイユなんて行かないのかね?
午前中助成金の書類の最終チェック。チェックしながら、次々と書き方の不備を発見し、加えて追加資料もいろいろと思いつく。午前中には終わると思ったのだが、結局終わったのは3時近い。助手に提出に行ってもらう。その助手と1時間後に某文化センターに行って館長さんとお会いする。助成金で呼ぼうと思っている建築家の展覧会を行いたい主旨を説明する。とても乗り気なのだが、加えてこれとこの建築家をぜひ呼びたい。ついてはその費用は出すので、彼らを入れて全体のプログラムを組みなおせないかと打診される。それは願ってもないことなのだが、呼ぶ人間が増えると全体の調整業務はどんどんしんどくなりそうでちょっと憂鬱でもある。でもなんとかその方向でよりグローバルな企画にしたいところである。
夜言葉と建築の講義、今日は「自然」の章。自然は不完全であり、芸術はそれを完全にする。それがヴェルサイユ宮殿でもある。という話をしていったことがある人手を挙げてと聞いたら0だったのにはちょっとびっくりした。