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八潮に感応する


午前中現場でダメ工事の指示をして午後八潮へ向かう。今年の八潮は街の中に何かを作ると言う「ヤシオノツカイカタ」第二弾と家づくりスクールを行う。ミーティング第一部は「ヤシオノツカイカタ」担当学生による八潮調査の中間報告。数年前先生が先頭にたってチャリを走らせていた時に比べるとなんだかちょっと冴えない。ややマンネリ気味なのだろうか?先輩の蓄積を学んだうえで更に上を行く観察眼を持たないと振り出しに戻ってしまう。それでは継続調査をしている意味がない。
ミーティング第二部は教員陣の家づくりの座談階。東京ではなく八潮で家を計画する意味を皆で分析する。そこには同じ予算と、同じ家族構成でも違う解答があるはずなのである。それが何かを考えることが僕らの目標。というのが教員陣の共通理解のようだ。
つまり町で何かを作るにしても家を作るにしても結局一番大事なことは最初は観察眼である。常に何かに感応する心をもっていないと何も作れないのである。
ミーティングが終わって先生陣は久しぶりの納涼会。根津に移動。谷中の寺の中にぽつりとある和食屋で素敵な夕食をいただいた。いつもながら寺内先生の店の選択は最高である。

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