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circulationという言葉


万年筆はしばらく使わないとインクが蒸発してインクタンクが空になる。そして滓がインク経路に詰まる。このモンブランもよく詰まる。このペンは軸をくるくる回すとペン先が引っ込み全体の長さが短くなるというもの。とある理由から短いペンが欲しくて買ったのだが手で握るフィット感が今一つなので最近たまにしか使わない。というわけでよく詰まる。万年筆も人間も同じである。どこかに何かが詰まるというのは病である。循環circulationは生き物でも生き物じゃなくても同等に重要、建築でも都市でも同じである。何かが動線に詰まると機能しなくなる。
ところでこcirculationという言葉、建築で使うと動線と訳されるが本来循環という意味の医学用語を借用したもの。建築に使われるようになったのは近代に入ってからである。

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