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建築の本当はどこにあるのか


先日木島さんの設計された住宅のオープンハウスに行った。同じ事務所にいながら果たしてどんな建物なのだろうか詳しくは知らなかった。模型の段階はいろいろ見ているのでその形はよく知っていたのだがオープンハウスのフライヤーをもらって「あれ、こんな建物だったんだ」とちょっとびっくりした。模型で見ていた印象とだいぶ違うから。そしてその後現場写真を見せてもらってまたびっくりした。外装がガルバリウムで銀色している。そんな模型は事務所で見たことなかった。そして現地に行ってまたびっくりしたファサードが緑色の鋼板ではないか!!!!と思って玄関まで行ったら緑色の鋼板と思ったところはプロフィリットガラスだった。
建築って本当に実物見ないと分からないとつくづく思った。僕らの建築知識は80%写真と文章だけれどそれが僕らの建築世界を構築している。それを嘘だと言うのは簡単だけれど、、、でも建築はそういうバーチャルな世界で構築されているという見方もある。どっちが「本当」なのかは未だによく分からない。おそらくどちらも本当だと思うしかないと思うのが本当なのだと思う。

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