小布施図書館拝見
新幹線と長野電鉄を乗り継いで小布施まで来た。長野に来るのも久しぶり。小布施に電車で来るのは初めてである。以前来た時は町立図書館のコンペの公開ヒアリングの時。伊東さん、隈さん、新井さん、古谷さんなどのそうそうたる建築家が最終ヒアリングに残りプレゼンした時である。結果は古谷さんが最優秀賞。その作品が去年できて見たいと思っていた。たまたま理科大の小布施町づくり研究所に来る用事があり今日やっと見ることができた。雪に埋もれた小布施も素敵である。
図書館は駅のすぐそば。あたかも樹木のような柱が緩やかなカーブを描く大屋根を支え小さいながらも広がりのある内部空間である。格子の3次元曲線の天井が気持ちいい。
図書館を見てから歴史的修景をぐるりと回り夕刻役所で行われる市民大学講座に参加。講師は理科大の伊藤先生。ミセ空間の発展の歴史を講じられた。とても興味深い。アメ横空間を今年の卒論生が調べたがこんな歴史を知っているともっと研究が深まると思えた。