予想外の事実
新年会でもらった風邪菌のせいか突如39度まで熱が出た。インフルエンザかと思い女子医大の救急外来で診てもらう。インフルエンザでは無く帰宅するとすーっと熱がひいた。昼食をたくさん食べて一眠り。
体調は戻ったので何か活動したいがベッドにいないと家の人たちがうるさいので静かに本を読む。鈴木賢志『日本人の価値観』中公選書2012はISSP(国際社会調査プログラム)をもとに価値観世界ランキングをつけている。例えば、こんな質問「自分自身で意味を見つけ出してこそ、人生は意味のあるものになると思うか?」に対して「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」人の日本人の比率は全34カ国中6位。因みにアメリカは最低の34位。
ではそうした意味を自ら実現できると思うかという質問に対しできると思う日本人は94カ国中77位でかなり低い。逆にアメリカは14位。主体的に生きたくともできないのが日本人ということか?
また「たとえ余暇時間がへっても、常に仕事を第一に考えるべきだ」という問いに対し79カ国中最下位は日本。これは意外。そう思っていながらよく働くのが日本人ということか。一方「余暇をすごすときあなたは誰かと一緒の方がよいですか。それとも1人でいる方がよいですか」に対し「1人がよい」の世界一位は日本人。へえー家族と一緒とならないのは趣味が一致しないということか?
予想外の事実に気付くのがこう言う調査の面白いところ。