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ウィトルウィウスは逸脱の基準

今日は昼からA0勉強会。いよいよ来月で読み合わせ終りというところまできた。今読んでいる章は「アカデミズムの伝統」要はルネサンス時代に読み返されたウィトルウィウスがどのように使用されていったかという話。それによれば、ウィトルウィウスはそのまま文字通り使用されたわけではなかったという。このルールは一つの基準でしかなくそこからいかに逸脱するかが建築家のうでの見せどころ。パラディオもそうだったという。とてもよく分かる。『建築の規則』についてインタビューされた時この規則は乗り越えていくための一つの基準であると述べたが、規則やルールは常に更新されていくものなのである。

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