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janaina

午前中に伊藤君のオープンハウスに行く予定にしていたのだが、急用ができて行けなくなってしまった。それにしても2週連続オープンハウスとは恐れ入る。午後A0勉強会。本当にゆっくり進むけれど、こういう英語の読み方もいいものだ。夏には終わるかな?勉強会後、僕のポーとフォリオに載せるスチュワート氏のエッセイの日本語訳を読み合わせ。『言葉と建築』を一緒に監訳したH君が訳してくれている。彼は僕の数倍英語ができる(というか半分アメリカ人)。スチュワート氏の英語はとにかく難しいので僕では歯が立たない。僕が声を出して読みながら、分からない所を「分からない」と言うと彼はきちんと説明してくれる。そこで多少日本語をいじくる。一か所だけ彼にも分からない所があり、スチュワート氏に電話をして真意を尋ねる。なるほど、日本人にはピンとこないような、ブッシュやオバマの演説の常套句にひっかけた言葉だったりするわけだ。ラムズフェルドがイラク奇襲で使った‘Shock and Awe`なんていうことばでリーテムを説明されても日本人にはなかなか高級過ぎる表現である。終って研修生Janainaの送別会に駆けつける。彼女のソルボンヌでの修士論文のテーマを聞いたら、中世フランス文学だった。言語は古典フランス語。アーサー王が好きで中世文学に興味をもったようである。来年はスチュワート氏の薦めでサンパウロ大学に留学予定。是非ブラジルで再開したい。

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