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Sexuality and Space

午前中ややこしい電話の対応に追われ書類を作る。無理難題を押し付けられるが立場が弱いとノーと言えない。2時のアサマに乗らないと行けないのだがこういう時に限っていろいろと面倒くさいことが起こる。東京駅で駅弁を買って車中食べながらBeatliz Colomina ed.Sexuality and Space Princeton University press1992の中のMark Wigleyの論考‘Untitled : The housing of Gender`を読むウィグリーは言説空間の中のジェンダーの役割 とジェンダー言説の中の空間の役割の関係を辿ると述べ、アルベルティの建築論における家父長制を紹介する。そしてその由来をクセノフォンの言説に求める。そして女性のセクシュアリティがルネサンス建築空間において(初めて)生産されたと述べる。ふむふむやっと見つけた西洋建築の意味論上の(使い勝手上の)ジェンダー論。これはフォーティーのジェンダー論にはなかったもの。彼の議論はあくまで視覚的な形状の男女性だったと記憶する。次にウィグリーが俎上に上げるのはゼンパーなのだがその章に入ったところで長野。急いで市役所へ。市民会館建設検討委員会に遅れて出席。今日は大詰めの議論でテレビが三社くらい入っていた。4時に始まり終ったのは9時である。自転車で大学へ。今日は一段と寒い。零下だろうか?途中でサンドイッチを買って研究室でほおばる。朝の続きの書類を作って事務所にメール。これからマンションに行くと冷蔵庫状態である。帰るのが怖い。

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