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25年ぶりのゼミ旅行

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朝のスカイマークで福岡へ。スチュワート研究室の25年ぶりのゼミ旅行である。学部4年の時に西洋建築史の卒論を書きたくて当時外国人教師として英語を教えていたD.B.Stewart氏に指導教官をお願いした。しかしStewart氏は建築学科所属ではないので規則上は指導教官になれない。そこで当時の学科長である篠原一男にお願いしたところ快諾を得た。とは言えわれわれ同期3人、そして下の学年2人の後、篠原先生が学科長を終えたことでこの研究室もなくなってしまった。スチュワート氏はペン大を出てロンドンのコートルードでコルビュジエ論の博士を取り、パリでアルシテクチュールドジュードウィの編集をして日本にやってきた。その後英語教師をしながら日本の雑誌に多く寄稿し、the making of Japanese modern architectureを著した人。と言うわけでわれわれ同期は全員コルビュジエ論を英語で書いた。後輩は二人ともカーン論である。5人のうち2人はアメリカ東海岸に、僕は西海岸に、一人はオランダ、一人はイタリアと皆世界中に留学したり仕事に行ったり、今は大学で教えているのが二人、鹿島に二人、竹中に一人。久しぶりに会うと世界中の話題で楽しいものである。
今日は福岡で会ってグリングリンを見てから大宰府に向かう。大宰府にある菊竹さんの設計した九州国立博物館を覗いてから湯布院に。特にどこを見ると決めて来たわけでもなく、見られるものを見ながら進もうと言う適当な旅行である。昼はラーメン。チェーン店で東京にもある一蘭という店。初めて入った店だが味に集中するため(本当か?)に隣との間に敷居板がある。

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