八潮ワークショップ
11月24日
今日は八潮市でやっていたワークショップの最後の市民プレゼン。場所は市内で一番大きな大ホールである。このワークショップ、正式には「八潮街づくり100年運動」という。学生は6時ころ長野を出て9時に着いたと思われる。僕らは10時半に到着。すでにホールのロビーには5大学のパネルと模型が並べられてある。市長、商工会長などと簡単な打ち合わせ、そして昼食。今日のシンポジウムパネラーの方々とごあいさつ。
12時半開会。われわれとは別に都市計画マスタープランを作成している都市計画家(埼玉大の窪田先生など)の基調講演の後、各大学のプレゼンである。先生も一言。僕、小川さん、槻橋さん、寺内さん、曽我部さん。作品のグレードはぐっと上がった。発表もだいぶ練れてきたようだ。市民も200人近くは来られていたのではないだろうか?
学生プレゼン後、パネルディスカッション。都市計画系の先生、市長、商工会長、市民、そしてワークショップ代表で私。たった40分でこの人数なのでディスカッションにはならず順番に一人ずつテーマに沿って意見を言うというようなもの。僕はこの間の青学でのシンポジウムの延長でルフェーヴルを例に出しながら市民のゲリラ的な都市への参加とそのゲリラ性を受容するグレーな制度の必要性を説いた。終わって学生の慰労会。先生たちも上野で夕食。とりあえず発表は終わったがこれをなんとかパブリッシュする話をしようと思っていたが、そんな話題は一つも出ずに建築四方山話で盛り上がる。