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文化の差

11月6日
午前中に事務所の雑用。工務店に電話。図面の催促への釈明。こちらもぎりぎりであるという状況説明。数日遅れの現状を理解してもらう。締切があるのは設計の仕事の常ではあるが、今回は想定外の要素が多すぎる。午後はできたての構造図と意匠図、意匠図同士の整合性のチェック。
夕刻中国のナカジからメール。こちらも現場はアップアップ。日本のゼネコンのようには進まない。それは文化の違いで仕方ない部分もあるのだが、文化が違うから何でもアクセプトするわけにもいなかい。未知の世界で仕事をするためには判断のクライテリアを其の都度考えなければならず大変である。もちろん契約書というものがそのためにあるのだろうが、契約書を越えて、何がクライアントに有利に導けるのかは一種のゲーム理論のようなところがある。メールでは拉致があかないので国際電話で状況を詳しく聞く。話はそれほどややこしくない。一番の問題は、残りの施工期間で起こることの予測がつかない点である。

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