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無駄

10月28日
大学というところは合理化という言葉から半世紀は立ち遅れ、しかもそれが平気で放っておかれているのどかな場所である。民間企業からくるとつくづく思う、教員も事務員も無駄が多い。と言ってもいわゆる、裏金とか架空出張というようなことではなく、組織の意思決定や情報処理が無駄が多いということである。たとえば僕らは年に3回は同じような自らの業績書類をそれぞれ5時間くらいかけてつくる。信州大学の工学部だけで100名以上の教員がこれに関わっている。民間企業ならば人事か総務がそうした個人データーを一元管理し、新年度の新しいデーターを加えていくのが普通である。それが提出先が異なるというだけで皆が一から違う書式で同じ内容を作るのである。こんな浪費があるだろうか?言い出すときりがないのだが、教員を減らして人件費を減らすのも不要だとは言わないが、こういう無駄を監視する人を一人でも配置する必要はないだろうか?

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