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ラスムッセン

11月4日
午前中でとりあえず作業中のパワポが完成したので東現美に散歩。space for your futur展を覗く。石上純也の作品はなんとも言えず良かった。大きいものに弱いなあ。帰宅してゆっくり風呂につかりながら読み残していた有吉さんのフェルメールを読みきり、さて出勤。車中明日のゼミにと思いラスムッセンの『経験としての建築』美術出版社1966という古い本を読む。この本は原書の初版は1957年。僕が生まれる前である。建築を形態や様式で分析するのではなく、現象的に捉えようとしたものとしては、一連のノベルグ=シュルツのものが有名だが、多分それに先行するのではないだろうか。ラスムッセンはあのウッツォンの先生であり、ラスムッセンにしてウッツォンありということがよくわかる(確かこの本もテクトニックカルチャーでフランプトンがウッツォンの実存的側面を評価していたことに関連して参考文献としてのっていたから購入した記憶がある)。

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