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山田守

霞ヶ関で東海大の岩岡さんにお会いし、彼の車に乗って東海大の湘南校舎に向かう。10時過ぎに上松先生の研究室に着く。ここで岩岡さんの司会で3人の美学トークを行なう。美的なものにおけ客観的質についてその普遍性と社会性に話は及んだ。僕としてはとても面白いテーマであった。内容は今年の東海大の卒計雑誌に掲載されるそうである。上松先生は今年で退官とのこと。美学の講義を現在本にすべく講義のテープおこしをしているそうである。
鼎談の後岩岡さんの車でキャンパスを案内してもらう。車がないと見て回れないほど広い。大学のキャンパスと言うよりは巨大なスポーツ公園である。山田守のいくつかの建物を見せてもらう。最近行なわれた山田守展と同時に出版された山田守作品集で青木淳が言っていたことが良く分かる。一般人が重要と思うようなデザインのクオリティを追及しない人なのである。なんだかよく分からないところに力が入っているのである。この価値観のずれのようなものが未開な土地にやってきたような楽しさを覚える。

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