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常田キャンパス

4年生(次期m1)の卒業論文の学会梗概のチェック。締め切りが来週だから春休みだが仕方ない。お互い可哀想である。昼食後、常田の繊維学部にキャンパス計画のためのフィールド調査に行く。2度目であり全体の骨格がもっと見えてきた。このキャンパスは明治43年に開校した上田蚕糸専門学校が母体である。その意味では信大で一番旧く、歴史の香り漂う建物が多くある。そうした歴史の主張がここでのメインコンセプトであるがそれに加え、今回の新たな発見は中心軸のメインブルバールとそれを取り巻くサブの裏ストリートの2重構造である。そしてメインブルバールは車進入禁止となっておりサブの裏ストリートは車通行可であり駐車場が多く配されていた。やはり何度か来ると違うものが見えてくる。
夕刻大学に戻り、t先生の会議が終わるのを待って打ち合わせ、終わったら10時。その後「近代建築」に載せる学生の講評原稿を書く。力が拮抗している中で一人を選ぶのは苦しいものである。雑誌に載せるのは一人なのだから仕方ない。総合力の差で選ばせてもらった。他の学生も気にせず次の作品に取り組んでほしい。

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