講評会
12月1日
昨日は2年生後期の前半課題住宅の講評会。東京から若松均氏をゲストでお呼びした。若松には講評会前に住宅のレクチャーを1時間ほどしてもらった。その後講評。出てくるものがどれもこれも似たようなもので今ひとつ秀でたものがない。いささか腹立たしかった。講評後、若松氏に一作品を選び若松賞を与えて欲しいと頼んだが、彼も今ひとつぱっとしないと言っていた。しかし一夜明けて昨日の作品を反芻してみると結構よく考えられているものがあったなあと少し気を取り直した。図面が稚拙で模型が模型になっていないということが苛立ちの原因である。彼等の進歩は4年や修士の卒業制作にどれくらい参画するかにかかっている。設計に進みたい人はとにかく手伝いに勢力を注いで欲しいものだ。