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いろいろ

朝から雑用をこなす。雑用をこなすのもクレーム対応するよりはるかに楽しい、一個一個物事が終るというのはせいせいする。(なんとネガティブな)。

その後年度末までにやって欲しいと頼まれている横浜でのシンポジウムの企画を練る。
「大きなものと小さなもの」、「ガリバーとチワワ」なんていうタイトルが浮かぶ。
「大きいものの持つ崇高がらみのモダンテクノロジーの欲望と、それに対抗する小を愛でる美学をなんらかの形で対比的に街に導入する視線(キティちゃんの街なんて)。この2つを混ぜ込んだ第三の空間を目指すという建築社会学美学的考察というのをやってみたい。とりあえずシンポジウムゲストとして北田さん(広告)、加藤政洋さん(第三空間)、吉見さん(欲望)四方田さん(可愛い論)、万能選手のプロスペクター、塩谷陽子(ニューヨークの世界欲望)」なんてメールを打ったら是非やろうとの返事。週末塩谷氏に会うのでちょっと相談してみるか。

午後大学院を受けたいという学生と面談。他学科から受けると製図の勉強をしていない人にとっては大変なので学士入学を勧める。

その後来週早稲田でやるレクチャのパワーポイント作り、どこかでやったレクチャーを流用しようかと思ったが、それは余りに消極的なのでやはり新しい物を作る。

コンペの図面の平面がふと気になる。階段を全部外部にしようと院生に指示。多分全然よくなるだろう。今まで2回研究室でコンペをやってきたが、3回めの今回は少しまともになってきた。やはり学生も蓄積されてきた。そろそろ期待したいところだ。それにしてもいい写真が撮れるかにかかっているのだが、明日から天気が悪いのが悲しい。

とある本の出版を鹿島に相談したら大学の出版会を勧められたのだが、東大の小田部先生に相談したら勁草書房を勧められた。大学出版会は一般の書店には並びにくいからもっとポピュラーな出版社の方が良いのではと言う。そんな贅沢な希望は固よりないのだが、、、、

夕刻リーテムが学会選奨の現地審査に残ったと言う嬉しいメールが舞い込む。入るといいが。

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コメント

お久しぶりです。覚えていてくださっているとよいのですが、以前「言葉と建築」とアートスケープでお世話になりました、早稲田大学の建築学生、立川です。

来週のレクチャー、「感性への問いの現在」ですか?木曜の2限でしょうか。去年は坂牛さんのことを失礼ながら存じ上げなかったので、今年はモグろう、と思っていたのですが、授業があり、行けそうにありません。本当に残念です。

「建築のモノサシ」「言葉と建築」は今年も予定されているのでしょうか?そうであれば楽しみにしています。

こんにちは、立川君、もちろん覚えていますよ。そうです感性の問いの現在は木曜2コマめです。またどこかでお会いしましょう。

お返事ありがとうございます。
やはり木曜でしたか、レクチャーを聴きに行けず残念です。
言葉と建築などでまたこっそりお邪魔させていただくかもしれません。よろしくお願いします。

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