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建築家という仕事

一年目検査をした建物の駄目工事を一日監督。今日は余り暑くなくそれはそれで楽なのだが、塗装のやり直しをしていたら夕方雨が降ってきた。完了できずに今日は終了した。また月曜日である。日建時代、こういうことは監理部の仕事だったのだが小さな事務所ではボスはなんでもやらなければいけない。防水屋さんと相談し、塗装屋さんに塗り直しを頼み、大工を励まし、現場所長のいない留守をまもり、クライアントと雑談し、力仕事も手伝って、掃除もする。事務所戻れば金計算し、仕事もとってきて、スタッフの給料を貯金をくずして払い、それでも頑張る建築家という仕事は大変なもんである。林昌二さんが言っていたが、雅子さんが若いころ林さんのボーナスの日に会社まで来てそれをまるごと持っていったとのこと。スタッフの給料を払うためだそうだ。やあよくわかる。

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コメント

よくわかります。
設計ってしごと。幅がひろいですよね。
誰かやってくれれば良いのですけれど。

いやはや、大変ですよね。さらに、所員の教育(?)とか見えない労力かかりますし、スポークスマンとして(?)原稿とか発表も全てボスが用意しなければならないですし。設計はそもそも、つきつめればつきつめるほど、赤字になりそうですし(時間も神経も使う)。しまいには切り崩す貯金も尽きそうになりますし、大手でなければ資金も貸してくれないですし。でも頑張りましょう。

皆様共感していただき、本当に嬉しい。同業者じゃなきゃ分かんないよなあ。この理不尽な世界。

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