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私営図書館

最近大学の図書館に本が見つからず(工学部の図書館だから仕方ないのだが)東京に来たときに丸善によったり紀伊国屋に寄ったりする。そこで2時間くらい本を読んでいる。まるでここは僕の私営図書館である。そこで気が付くことがあるのだが、一つはやはり本は実物を見て読んでみてまた違うのを読んでみて、そしてまた違うのを読んでみて、そうすると一つ問題について書いてある本でも、著者がよく分かって書いているものと、全然分かってないで書いているものがあるということが分かる。また翻訳本だと経験したばかりかもしれないが、ああこの人理解してないな、と思う本がある(よく出版したなあと感心してしまう)。今日ちらっと眺めたルーマンの本も基本文献だし、訳者も有名だから買おうかなと思ったのだが、やめた。何かいているか理解できなかったから。事務所に着てネットで見たら、この訳はひどいと書いてあったのでああやっぱりと思った。だから本はネットで買うのは余り小難しい本でなく定評のあるものに限った方がいいのかもしれない。さて次に感じたどうでもいいことは、紀伊国屋はうるさい本屋だということ。館内放送が耳障りなのに加えカウンターでけたたましく鳴る電話の音がひどい。やはり古いビルだからなと感じた。立ち読みしているとまるで電車の中で本読んでいるようだ。それに比べると丸善は図書館である。今度は新宿行ったらジュンクだな。

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