2010年12月26日

第八講お題

君が体験したことのある親父的建築を思い出せ。もしなければ探し出せ。その状態を説明せよ。そしてそれは現代的な価値をもつものか否かを解釈せよ。

2010年12月17日

第七講お題

今回の授業に関する教科書のページ170から187をよく読んで欲しい。その中で新たなる部分設計として例示されている脱構築主義建築について建築家名と作品を一つ上げて批評せよ(ネットなどを駆使して建築家は自分なりに探してみること)。

2010年12月10日

第6講お題

本日から話は関係の規則となる。ここには4つの規則がありその最初が重箱と平皿である。おせち料理のような重箱料理においては食物の種類とその入れるべき場所にルールがある。一方平皿の大皿料理ではそういうルールはない。これを建築にたとえて今日の講義は展開した。建築にも重箱型と平皿型があるということである。
重箱建築とはその場所の目的とそのしつらえにある関数(function)関係があるものを指す。そしてその状態を機能的(functional)と呼ぶのである。一方そうした関数関係を排除し、場所に目的を与えない建築が平皿建築である。モダニズムは重箱で始まり、平皿になりポストモダニズムで平皿は攻撃されたが90年代平皿は復活そして現在はその合いの子が闊歩している状態である。
青木淳という建築家は遊び場を例に挙げ場所に目的を割り当てた遊び場を遊園地、割り当てない遊び場を原っぱと呼び原っぱの自由を称揚した。
さて今日のお題である。皆の周りにこうした場所と目的の緩い関係性を発見しその是非を論じて欲しい。
一昨年の回答も参考にしてみよう
http://ofda.jp/t_lecture/2007/rule/bbs/2007/06/post_6.html

2010年12月03日

第五講お題

前回のお題を出し忘れたことをお詫びします。

さて今回の話はものの大きさの持つ美的効果について。大きいものは視覚的インパクトを持つ。理由はいろいろあろうが、カントが言うように大きなものは一度に把握しきれない人間の能力を凌駕する力を持つからである。そこで質問。君がかつて遭遇した建築物でその大きさに(それは外観の場合もあろうし内部空間の場合もあろう)圧倒されて心動かされた例を挙げてその様子を説明してほしい。

2010年11月16日

第三講お題

お題がおそくなってごめんなさい。
今週末はふりかえとしたのでコメントの書きこみは金曜日じゅうでお願い。

今回の講義はモダニズムの技術が建築を二つの対極的方向へ導いたことを説明した。それらはスケルトン化でありブラックボックス化である。そしてスケルトン化は必然的に構造や設備を露にする。その露にされることを含めてテクトニックという概念で21世紀の建築を語るケネスフランプトンの『テクトニックカルチャー』の論旨を概説した。更に私の考える未来の材料論からもテクトニック、スケルトンの概念が有力という価値付与を行なった。
そこで今日のお題である。スケルトンという概念を少し拡大解釈してみよう。建築に限らず、身の回りのモノ、コト(建築、プロダクト、音楽、文学、教育、経済その他)がスケルトン化(その構成が分かりやすくなること)することに現代的価値があるだろうか?スケルトンという言葉をいかように解釈(誤解)していただいても構わない。自由な想像力で自分の分野に引き込んでいただきスケルトン化による現代的価値を提示して欲しい。

因みにこの設問は去年の他大における質問と同じなのでそちらのコメントも覗いててみよう。
http://ofda.jp/t_lecture/2007/rule/bbs/2007/05/post_3.html

2010年10月30日

第二講お題

今日の講義のテーマは色。色は大きく言えば色がついているかついていないか(白いか)でその作用が2分される。そしてモダニズムは白を使ってそれまでの色との断絶を図った。ところがその白はじょじょに飽きられた。あるいはメキシコの建築のように地元の伝統的な色が白にとって代わった。色は白にはない魅力がある。そこで今日のお題。君たちが建築あるいは美術あるいは身の回りの何かで色から深い感銘を受けた例を挙げて欲しい。字数は400字程度。11月5日までに書きこんで下さい。

2010年10月08日

第一講お題

さて今日は建築を見るときの視点として、つるつる、ざらざら と のっぺり、でこぼこ という見方を教えた。モダニズム建築はのっぺりつるつるだという話もした。トイーゴみたいのだよな。またモダニズム以前はでこぼこざらざらということも教えた。そこで現代はのっぺりざらざら とか でこぼこつるつる が多いという事例も見せた。そこで聞きたい。君たちの周りにあるもので のっぺりざらざら でこぼこつるつる を見つけ出せ。建築でも建築でなくてもかまわない。

2010年10月02日

イントロお題

新2年生こんにちは、毎年秋のデザイン論の初日はどんな学生がやってくるのかな?と楽しみな日です。さて毎年この最初は自己紹介の日です。なんでもけっこうです、自分の趣味、サークル活動、何故建築をやろうと思ったか、などなどお願いします。

それから単位をとるための条件は下記の通りです。
①出席点をつけます(次回の講義から)。出席日数が9日に満たない場合は(つまり8日以下の場合)不合格とします。尚出席しても寝ている人はこちらで見て欠席とします。寝る人はどうぞ家で寝てきてください。

②コメントへの書き込みを義務とします。これも同様に9回に満たない場合は不合格とします。書き込みは次の授業の前々日(つまり水曜日の夜12時までとします)としてそれ以降の書き込みはカウントしません。

③最後にレポートの提出をしてもらいます。提出がない場合は不合格とします。

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