第二講お題
今日の話題は色。皆さんには馴染み易いテーマだったと思う。モダニズムは過去との断絶としての白を使った。しかし禁欲の白に建築家は反駁したし、アーティストも対抗した。
そこで今日のテーマだが、モダニズムの白を身の回りで探してみよう。次にその白い物に対して君の好きな色の付いた物を挙げてその色が好きな理由を記して欲しい。色の好みに理由を書くのはある意味ナンセンスでかもしれない。しかしそこで敢えて理由を問うてみたい。
今日の話題は色。皆さんには馴染み易いテーマだったと思う。モダニズムは過去との断絶としての白を使った。しかし禁欲の白に建築家は反駁したし、アーティストも対抗した。
そこで今日のテーマだが、モダニズムの白を身の回りで探してみよう。次にその白い物に対して君の好きな色の付いた物を挙げてその色が好きな理由を記して欲しい。色の好みに理由を書くのはある意味ナンセンスでかもしれない。しかしそこで敢えて理由を問うてみたい。
さて今日から本題に入ります。建物には表目の肌理と言うものがあり、少し大きな肌理を凸凹小さなきめをざらざらと呼びました。モダニズムはその逆の様相であるのっぺりつるつる、でも現代はのっぺりざらざら、あるいは凸凹つるつるがでてきたよ。という話です。そこで授業でも少し紹介しましたが、君たちの身の回りで凸凹つるつる、のっぺりざらざらを探し見てください。そしてなぜそれがそうなっているか考えてみてください。君たちの発見を待ってます。
建築デザイン論一回目の講義、理解できたかな?この講義を聞いて一人でも多くの建築ソムリエが誕生することを願っています。さて初回の質問だが最初は質問と言うよりは自己紹介をしてもらおう。と言っても普通の自己紹介ではなく、君たちがなぜ建築を学ぼうと考えたのか?そして今建築の中でどの分野に興味をもっているか?そのあたりを中心に自己紹介をしてもらおう。正直に書いてみてください。無理に意匠が好きだと書く必要など全然ありませんから。